[Users] バックアップとリストア(リカバリ)について。

Inoue Takuma takumaro @ outlook.com
2014年 12月 20日 (土) 05:29:59 JST


米田様
 
井上です。
回答くださりありがとうございます。
 
大体の雰囲気がわかりました。しかし問題が生じました。
 
フルバックアップを取ろうと思い、
 
#zfs  send  tank/home @ backup0 > /dev/rmt/0n
 
としたところ、/dev/rmt/0n permission denied となり、うまくいきません。
 
どうも、テープデバイスを指定しているようなのですが、どこをどうすればよいでしょうか。
 
tankというのは、プールのことです。
 
リストアも、
 
#zfs  receive tank/home2 @ backup0  <  /dev/rmt/0n
 
では間違っているように思うのですがどうでしょうか。
 
ちなみに、
chmod -R 755  〜
chown  root:root 0n
は実行しました。
 
どうすればこの現象を回避できるのかご存知の方おられましたら、ご教授願います。
 
よろしくお願いいたします。
 

 
> Date: Thu, 18 Dec 2014 23:55:39 +0900
> Subject: Re: [Users] バックアップとリストア(リカバリ)について。 
> From: komeda @ situs.co.jp
> To: takumaro @ outlook.com; users @ opensolaris.gr.jp
> 
> 米田です。
> 
> Linux のご経験が長いということですが、dump / restore を使用したバックアップ・
> リカバリのご経験があれば、ZFS でも基本的な概念は変わりません。
> 
> ZFS でのバックアップ・リカバリについては、Oracle Solaris ZFS 管理ガイド の、
> 
>   ZFS ルートプールまたはルートプールのスナップショットを回復する
>     http://docs.oracle.com/cd/E19253-01/819-6260/6n89n6cha/index.html
> 
> を参照されれば一通りの説明が出ています。
> 
> dump でバックアップを取得する部分が、zfs snapshot の作成と zfs send によるバッ
> クアップデータの作成になります。
> 
> リカバリは、restore の場合であれば、
> 1, fdisk / gpt パーティションを作成
> 2. ファイルシステムを作成
> 3. restore でファイルを書き戻し
> 4. ブートコードを書き込む
> というステップになるところが、ZFS の場合は、
> 1. プールの作成
> 2. zfs receive でデータセットを書き戻し
> 3. ブートコードを書き込む
> という流れになります。
> 
> Solaris の場合、光学ドライブから起動したときは、利用可能なコマンドがかなり限
> られるため、ローカルに接続されたディスク上にバックアップデータがあれば扱いや
> すいのですが、そうでなければ rsh か NFS を使用してにアクセスすることになるか
> と思います。
> 
> また、メディアリカバリでなくてもよければ、ルートプールに余裕があれば、現在の
> ブート環境のスナップショットや複製を保持することもできます。こちらは
> 
>   Oracle Solaris 11 ブート環境の作成と管理
> ?     https://docs.oracle.com/cd/E26924_01/html/E25778/index.html
> 
> を参照されるのがよいでしょう。
> 
> -- 
> KOMEDA Shinji <komeda @ situs.co.jp>
> 
> 
 		 	   		  
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